古い水夫によって
七つの海を越えて来た
その 白い船は
港に着いて ひと心地つくと
新しい水夫に舵を触らせて
ポツリ ポツリと
呟いた
私の白は
こうやって何代も
受け継がれて来た
沢山の色という色が
風や雨や雷を伴って
私の前に現れたが
その
時々の人々の叡智によって
最善が尽くされ
度毎 原点に立ち返り
保つ,というより
塗り変えて
やはり この色となった
これからまた
どうぞ宜しく
汽笛がひとつ
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